甲府盆地を洪水から守る信玄堤
「信玄堤」は甲府盆地北西の甲斐市に位置します。
戦国武将・武田信玄は1542年からこの大規模な治水システムを20年近い年月をかけて築いたと言われています。
流路を安定させる「出し」、河川を分流させる「将棋頭」を用い、釜無川へ合流する御勅使川の流れを平野部と大地部(高岩)に分け、平野部の竜王堤(信玄堤)が受けていたエネルギーの減殺、堤防に「聖牛」を配し、破堤しても濁流が戻るよう「霞堤」とし、土石、立木防御のための堤防付近の植樹を行い、地形を利用しながら広範囲にわたる治水システムをつくりました。
信玄の行った治山治水の工法は「甲州流河除法」と呼ばれ、わが国における河川工学の祖となる優れたものであり、なかでも「信玄堤」は、完成後 400年以上たった現在でも治水機能を果たしている代表的な事業です。
信玄堤
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- お問い合わせ先
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国土交通省甲府河川国道事務所調査第一課
〒400-0008 山梨県甲府市緑が丘1丁目10-1
TEL 055-252-8884 FAX 055-252-8891 - アクセス方法
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中部横断自動車道双葉SAから約3km
JR中央本線竜王駅から約2km
信玄堤の周辺情報
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信玄堤公園
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1989
https://www.city.kai.yamanashi.jp/kanko_bunka_sports/kanko_event/shisetsushokai/7872.html
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