徳島堰

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山梨の穀倉地帯の形成と県内最大のサクランボ生産量に寄与する県内最大規模の農業用水路

徳島堰は、釜無川を水源として、韮崎市円野町から南アルプス市曲輪田新田に至る延長約17kmに及ぶ県内最大の農業用水路で、釜無川の段丘扇状地と御勅使川扇状地にまたがっている。
徳島堰の歴史は古く、1670年(寛文10年)に、当時の江戸深川の徳島兵左衛門らが私財を投じて開削したものを、甲府代官が引き継ぎ完成させ、維持管理してきた。明治以降関係町村の一部事務組合の徳島堰組合として運営されてきたが、昭和34年5月土地改良法に基づく徳島堰土地改良区となった。
施設の老朽化が甚だしかったため、昭和40年から10年の歳月をかけて国営事業により全面的に改修され現在に至ります。
徳島堰の完成により豊かな水が流れ、山梨の穀倉地帯は形成されました。また、南アルプス市の畑地かんがいにも用いられ、約7万本のスプリンクラーにより畑地を潤し、たくさんの果樹(桃、すもも、サクランボ等)が作られ、桃・すももの生産量は日本一になっている。

イチ押しポイント!

春と秋の風景が絶景であり、春には徳島堰に沿って見事な桜並木が見られ、南部地域では鮮やかな桃とスモモの花を見ることができます。秋には、北部地域で黄金色の水田地帯を見ることができます。

徳島堰

お問い合わせ先
徳島堰土地改良区
〒407-0024 山梨県韮崎市本町1-13-9
TEL 0551-22-0073 FAX 0551-22-0095
アクセス方法
頭首工まで
韮崎市ICから約10km、韮崎駅から約9km

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